小野大輔 Unlimited Doors 感想 1日目
データ飛んだので上げ直し
2016年1月16日・17日
念願の、待ちに待った小野さんソロライブでした。
思い返せば小野さんのファンになってからの日々は本当に楽しいことばかりで、ハイスペックな小野さんに嫉妬して嫌いになってしまうこともあったけれど(あの世の果てまで捻くれ者)それでもこの日までやっとこたどり着けた自分を褒めてあげたいです。
結論から言いますと、この二日間は私にとって「この先なにがあっても、どんなに悲しい終わりがあっても、この二日間は確かであったし、近くて遠い小野さんは数十年後の未来でも、私の宝物みたいな人だという事を確信した」二日間でした。
それでは1日目の夜書きなぐったメモを元に1日目を振り返ってみます。(ちなみに1日目は東の二回席でした)
以下【】内はメモ帳に書きなぐってあった内容
00 Key of the mirror
【登場がうたぷり/ミッキー様/d!d!d!で衝撃走った】
ああああああ〜〜〜そうでしたそうでした。登場めちゃくちゃうたぷりでした(笑)あのーーカウントダウンする感じとか、アルファベット読み上げてく感じとかなんか既視感あるなあと思ったらああ!!うたプリだああ!!と思ってちょっと笑いこらえていたのでこの演出は個人的に最高に気が散りました(やっぱり捻くれ者)
ぼっち参戦だったもので、グッズ列の間も開演前とかももう叫んでしまいたいくらいの気持ちを抱えていたのでもうこれ以上私を高揚させないで!!!って思ってたんですがいざ照明が消えて画面に映し出された映像がDAISUKE ONOって一文字ずつからのカウントダウンうたプリだったんでなんか一回落ち着きました。
そしてドアが出現し、現れた本日の主役様はいつもの、バブル時代のディスコキングみたいな全身白スーツにファサファサを首にかけている姿ではなく真っ赤なスーツ、胸元に白い花、マントでした。
そう、ミッキーみたいでした。なにがそうなのかわからないけれど、とにかくミッキー様が武道館にいらっしゃったーーーーーーー!!!!!!??????ってなりました。ファンタジー界に君臨しつつける王、ミッキーマウスでした。小野しゃんの王子様感はんぱなかった。思わずアラフォーの男性に絶叫する私。でも恥ずかしくない。だって会場全てが割れんばかりの絶叫。そう私はなにも間違っていない。
我を忘れんばかりの絶叫をしていた私ですが、小野さんがマントをバッサア…っと 脱ぎ捨てた瞬間、爆笑でした。そこでようやく理解しました。ああ、ミッキー様でなかったか。そこには我らが小野大輔さんが大降臨なさったんだと。ずっと待ってましたよ。
で問題のd!d!d!ですが、まさかのコールがね、d!だったんですよね…本当に衝撃でした。笑顔で小野王子が「d!d!d!」ってコブシ突き上げ、それに合わせて会場全員がノーツッコミでキンブレ高らかにd!d!と叫ぶさま。オーマイコンブでした。なんだろう、さながら軍国主義の国民たちのような、もう凄かった…ノーツッコミ…初めてのソロライだからまだお決まりとかもないわけだから、どんなになるんだろうとは思っていたけれどもまさかこんなことになるとは思わなかった(笑)小野さん、愛されてんね。
01 パノラマ・ミラー・ツアー
この曲聞くとアルバムワクワクでフラゲした暑い夏に引き戻されるのです。大好きな一曲。このアルバムが今回のライブの招待状だと思っていたので感慨深かったです。改めてこの日にたどり着いた自分に感謝しました(非常に生命力がないので結構常に瀕死のため)
「優しいだけじゃつまらないってさ 冷たくすると泣いちゃうだろ?」
てフレーズと
「笑ってもっと」
の所が大大大好きなので噛み締めて聞きました。あと一人暮らしの部屋で夜な夜な自主練に励んだフリも完璧に踊れて本当によかった。間違えて覚えていなくて安心しました。
02 Mission D
【どうです、うちのDさんは】
もうこれも大好きな一曲なのでイントロの、もう最初っから感じあってで始まるところが最高にハイになれるのでこの日は一層ハイになりました。この曲の時は小野さんの目がぎょろぎょろとよく動くので最高です。お目々大好きです。あとここでも自主練の成果がでてよかったです。
メモの内容は、間奏の時スクリーンの前のドアを開けるとそのタイミングに合わせて、後ろのスクリーンに映像が映り、ドアから飛び出しているように見えるという演出があったんですが、ダンサーの皆さんがドアを開けるとほんのりキラキラが飛び出すのに対し、チッチッチと俺にやらせてごらんなDさんがドアを開けてみると星やキラキラが勢いよく飛び出したのを見ての感想です。どうです?うちの子すごいでしょう?という。私の一番星ですからね
03 Ride on Funky Night
ここでいっかい私は冷静になってました
というかちょっと宇宙に思考が飛んでました。なんていうんですかね、いわゆる賢者タイムに突入していました。やっぱり体力がないのであまりに多量の情報を一気に摂取してしまったがため一旦スリープ状態にはいってしまいました。小野さんの記憶はありますが感情の記憶は皆無です(レポに向いてないヤツ)
04 DELIGHT
サビのメロディラインとディラーイディラーイってゆらゆらするところが大好きでなので、ここでも私は未だに地上に戻ってこれておらずヨタヨタと、音がぼやける水中を漂っている感覚でした。いま思い返すと一種の中毒症状かなんかに陥っていたんじゃないでしょうか??(笑)生きて、わたし。生きるのです。
05 Distance
ここ最近の小野さんソングの中でぶっちぎりに大好きな一曲です。シチリア島もしくはサントリーニ島からの風を感じる。涼しい風が心地よく、瑞々しく、切なげな恋の一曲でうっとり聞き惚れていました。そう、やっと地上に戻ってきました。ヨカッタヨカッタ。ペンライトは確か青でしたが私の中ではオリーブ色のイメージです。個人的には次期ルパン三世のEDに推したい一曲です。オープンカー乗り回すルパンと、チラチラ映る不二子にぴったりだと思います。大人の恋愛って感じで。
06 プルマ・シエロ
またもや小野さんの大人の男性を味わえる一曲。この頃からルナマリア先生の予感がしておりました。本当にゲームのOPて感じの一曲でそれはルナマリア先生も言えることですが、色々と想像を掻き立てられるので最高です。あとこういう曲の時の小野さんはセクシーなので目が離せないです。可愛い小野さん、かっこいい小野さん、セクシーな小野さん、面白い小野さん。いろんな小野さんがあるのずるいいいい。あとフラメンコダンサーの女性と黒い翼が曲のイメージに合ってて素敵でした。
07 ルナマリア
ほらきたルナマリア先生!!!!私の中では先生呼びのルナマリア先生です。イントロのゼンマイ仕掛けの時計が巻かれるジーッ、ジーッっみたいな音が好きなんですが、今回はアレンジされていて、でもそれはそれで素敵でした。ルナマリア先生のアンサーソングというか続編みたいな立ち位置の曲がプルマ・シエロだと思っているので、こ、これは妄想に妄想し、もういっそ妄想し尽くしたtear drops からの雨音という流れもあるのではとまたもや予感を感じるのでした。
08 宇宙全時代Discotheque
【キラキラ/宇宙センター】
「生まれる前にきっと会ってるんだよ どの星だったかは記憶ない?」
このフレーズが大好きな一曲。あとダンスが死ぬほど可愛い。グイーングイーンと腕を交互に伸ばす動きが最高です。あとお洋服も宇宙ぽくて最高。もうそもそも私は宇宙関係が大好きでして、星占いとか惑星とかロケットとかとか。腕を伸ばしグイーンって引っ張るみたいな動きはなんだかアメリカ、ケネディ宇宙センターで見た大きな大きな発射台を連想させられました。小野しゃんに宇宙の可能性を感じました。英語のところもテクノっぽいサウンドになるのも大音量で聞けて嬉しかったです。
09 kiss kiss kiss
うわーーーーーーーーーーーん(;_;)
セクシーでカッコよくてちょっと古臭い曲だーーーーー!!!!ダイスキ・・・。
ここでも躍り狂えて嬉しかった。カラオケで踊ると大抵笑われるし、振り付けかわいくね?って言われるから複雑な気持ちになるのです。でも小野さんは多分この振り付けめちゃかっこいいぜえ!!っと思っていそうだから内緒。でも正直ちょこっと可愛いですよね。グッドサイン両手突き出して上下にグイグイするとことか。
ここで銃声が鳴り響き倒れる小野しゃん。あ、おふざけ始まると身構えた私。kissを強請る小野さん。答える会場。泣きながら爆笑してkiss飛ばすどころじゃなかった・・・。
ふっかーーーーーーつ!!!からのベイビーで速攻曲に戻る小野さん。会場も急いで曲に戻りキンブレを振り出す。その切り替えっぷりについていけず呆然とする私。え・・・なにこのひと・・・。そして皆さん訓練されすぎでね?またもノーツッコミで行くの?誰も止めないの?ただただ困惑いしておりました。こういう時いつも古泉くんの「どこからー説明しましょうかー」と「心配なんですー」のフレーズが頭を駆け巡るのです。
10 熱烈Answer
【出だしがまともになってた/死ぬほどバブル】
この曲ペンライト赤なのか黄色なのかで論争起こりがちだけど、心底どっちでもいいかなって思う。多分そういう争い一番苦手そう小野さん。理屈じゃない楽しい時間みたいな言葉をよく口にする小野さんはペンライトの色なんかより、曲の世界、魅せる世界に集中してもらいたいんじゃないかなって思うけどね。これは間違った考えでしょうか?でもあまり好まない論争です。
さて、CD音源で聴くと
「イエエエーーーーーナナッナナナナヌアアアアアアー」で何度聞いても、くるとわかっていても笑ってしまいますが、いまはもうさらっと歌いますよね。小野さんお歌上手になったと思います。昔は独特のクセがあった気がする。そう思うとCD音源は愛しいですね。
あと演出があまりにディスコで、あまりにバブリーでほんとこの人って天然というか異端児というか、いろんなひとに遊んでもらってんだなって改めて思いました。
さて踊り尽くしたあと、一旦捌ける小野さん。そしてスクリーンに映し出される曇り空と街並み、喫茶店、傘、繋いだ手。
ハイ。私これからなんの曲くるかわかります。先生、私わかりましたって挙手したくなるくらいわかっちゃいました。これ、私が見すぎて傷んで腐敗してしまうんじゃないかってくらい見た雨音のMV映像ですよね?調子外れなギターのちょっとポンコツぽい音とバブルからの日常に、私ガタガタ震え上がっていました。
これは、まずい。雨音がくる気がする。
11 tear drops
【青いジャケット/ミュージカル/妄想よりやばい】
ティアドロさんからはじまりました。ここからはバラードの予感。ミュージカル風に傘を持ったカップルが2組?3組くらい居て、セリフはないけど曲に合わせて喧嘩したり仲直りしたりすれ違ったりをダンスで表現してました。曲が終わる頃には仲良く相合傘をしていました。
この曲自体も大好きな人と相合傘をして雨がやまなきゃいいのにって、でも雨が上がってもそばで微笑んでくれる彼女とずっとずっとそばにいたいという内容の歌なのでダンスはその曲に沿ってハッピーエンドのようでした。
ですが、一人だけ誰とも相合傘をしていない女性が、傘を持って小野さんのところへ向かい傘を渡して去ってゆきます。彼女も小野さんも相合傘をする相手がおらず一人で傘をさしているだけ。ダンサーさん全員捌けると小野さんは一人傘をさし、ベンチに向かいます。傘を閉じてベンチに座る小野さんはぼんやりと虚空を見つめます。
そして武道館にピアノの音が響くのです。
12 雨音
雨粒が溢れ落ちるように一音一音ピアノが響くイントロと、穏やかで切なげな小野さんの歌声。もうイントロで泣いてました。
雨音はいろいろ解釈はあるとは思いますが、恋人が突然亡くなってしまい、雨音と共に雨の日の思い出がある恋人のことを思い出す歌です。
アルバムが出て初めてティアドロを聞いた時からこの曲は雨音の彼女が生きていた頃の思い出の曲だと確信していました。ティアドロでの雨の思い出があるから雨音では雨音と共に亡くなった恋人を想うんだと思いました。
だからいつか聞く時はきっときっと時系列に沿ってティアドロからの雨音で聞きたいとずっと願っていました。その願いが最高のかたちで叶ったのでもうその場にうずくまってしまいたいくらいでした。
青と白の照明の明かりは星空のような、雨粒のような美しさで、その輝きを背に歌う小野さんは尊い存在でした。
当時雨音を歌う時かなり悩んだと言っていた小野さん。CDも確かに揺らぎを感じるけれどその不安定さが感情的でとても好きでした。
やっぱり当時より歌が上手くなった小野さんは安定感のある雨音を披露してくれたのでそこも感慨深かったし、あの時の小野さんだから歌えた雨音もあったのだろうと思うと劣化しないCDディスクの中にあの時の小野さんの雨音を永遠に閉じ込めておいてもらえたことに感謝しました。今書いていてもほんの数分前のことのように思い出せるので、ちょっと涙ぐんでいます。ありがとうございました。
13 Doors
14 カラフルレンズ
すみませんが、また記憶が飛んでます。雨音がすんばらしいパフォーマンスすぎて頭がパンクしてましたもので。自分レポ向いてないな………。めちゃくちゃ落ち込むやーつ。円盤おねげーしやす。
15 モノクロの虹
小野さんの作詞の一曲。小野さんの作詞の中ではDAISUKIの次に好きな曲です。
これを雨音の後聞けたことは、わたしの最大の喜びです。最大の喜びが大量に押し寄せてきたのです。きっと君は僕を忘れ、きっと僕は君を忘れる、あの日さした傘を捨てて。一見切ないし冷たい歌詞の気がしますがそれでも笑って笑って、走って走っての歌詞が大好きです。わたしみたいな過去にとらわれがちの未練たらしいうじうじクソ野郎にはこんな言葉一生出でこないので、言える彼の強さに改めて感服いたしました。シンプルな言葉ほど言うのには勇気がいるはず。
実際わたしの小野さんのイメージはそれでも前進していく強さ、それでも笑える強さなのでこの歌大好きです。ネガティブも受け入れる強さ。
16 真夏のスピカ
【杉田】
なんだろう………この頭の悪いメモは。サビの消えないでスピカが杉田に聞こえることで、杉田智和さんが頭にチラつく一曲ですよね。乙女座の君に歌う一曲。常日頃、自分は自分が水瓶座であることに誇りをもって生きているわけですが、この曲のときはなんであたい乙女じゃないんすかね、と思います。小野さん、水瓶座テーマで一曲歌ってくんないですか?歌詞は親愛なる畑さまでお願いします。
17 ヒーロー
【青を背に】
新曲のヒーロー。ただでさえめちゃくちゃいい歌なのに、生で聞いたら本当に感動してしまいました。小野さん、昔は頼りなくて飛道具使ってなんとか帳尻合わせるみたいな、もおのすごいパワータイプの人で、穏やかな性格と笑顔で中和してる印象だったのに
いつの間にこんなに頼りになるヒーローさまになったのか。
空に飛び立つ僕にも〜の歌詞のとき客席の青い光を背にするカメラワークだったんだけど、液晶に映った小野さんの背後に広がる青い光が本当に空みたいでした。Dさん飛んでかないで。あなた飛ばなくても救えるタイプのヒーローですよ。
ここで小野さんの退場。めっちゃ泣いてるわたし。アンコールの声がいつの間にかアンコールから、おのDに変わってなんだか愛を感じました。わたしは涙が止まらないので直立式キンブレ振りマシーンと化す。
18 ノスタルジア
願いは通じてアンコール曲はノスタルジアでした。ノスタルジア、個人的に小野さんリアルの恋愛こんなそう、という印象があるのでもう馬鹿!!ごめん今更気づいたよアイラビューとか遅いわ!!って突っ込みながら聞いていました普段なら!!この日はねもう喜んでキンブレ降ってました。いええーーいい!!
19 canvas
小野さんの素直な気持ち。自分のことが嫌いだってこと、色白な顔とかも気持ち悪くて嫌いだってこと。わたしもよく自分のこと嫌いって言うけどいざ自分の好きな人にそれ言われるとへこむ。
でも最近は大好きな人やみんなが好きって言ってくれるから好きになってきたっておっしゃっていてこう…グッときました。もっと大好きを伝えねば。イベントのたびにお手紙投函するけど一度も大好きとか書いたためしないけど、もう文頭に書くくらいの勢いでねーとなっておもいました。
この歌自体生々しいほど素直な気持ちが綴られているので、ちゃんと聞くことを避けていましたが、生でちゃんと聞いたことで、この人がヒーローになるまでをぼんやりと振り返りました。すごくいい曲ですね。
20 だいすき
最後はだいすきでした。この曲、葬式でかけてほしい。いやこれマジで。このちょっと古臭くて青春感じる歌、ほんとだいすき。このふざけた歌作るのに1週間かかったのは小野さんらしくて好きなエピソード。だいすけって言えば言うほど魔法みたいにだいすきになりそうでわたしみたいなひねくれ者にはおっかないです。最後にだいすき歌ってくれたおかげでニッコリ笑顔でホテルに帰れました。
さてざっくりと曲の感想はこんなです。
ここからはどこで書いたかわからないメモの断片だけ書いておきます。
ほぼほぼ暗号です。
【キンブレ自由に】
ソロライブだからみんなバラバラなのかな?って思ってたらDさん自身が特に望んでなくてなんかいいなと思った。うまく言えないけど
【ベース ぴょんぴょん】
ベースの人の紹介時ぴょんぴょんしてたの最高にキュートだった。人体に跳躍の機能 感謝
【ノスタルジア デビュー】
ノスタルジアがデビュー曲なんだね。それなら一曲めから大好きだったよ。
【すきすきだいすき】
【書き順】
最初にソロライブ決まった時の武道館で待ってるみたいな自筆メッセージ武の字の点書き忘れ事件。
スクリーンに武の字が書き順で徐々に武になるさまめちゃ笑ってしまった。
小野さんを好きになれてよかった。小野さんを好きでいてよかった。ソロライブに間に合ってよかった。小野さんが好きだって早く気がついてよかった
どうしたってあなたはヒーローでした。
そんな1日目 完